2020年に劇場で見たもの
劇場で見たのは45公演(ライブ・イベント含む)。払い戻しになったのは42公演。ほぼ同数なのさすがにおかしくないですか?泣いた。
1月
フランケンシュタイン
え、フランケンって今年だったっけ?柿こに初日の幕間で、連番した友達と「やっぱりこのミュージカル頭おかしいな!!!」って爆笑した。
RADICAL PARTY
たくさん踊る福澤侑さんさえ見られればいいや~と緩い気持ちで行ったら、いろんな部分にブチ切れながら帰ってきた。
ミュージカルDEATH NOTE
thabu.hatenablog.com
東啓介ソロイベント2020
「Lemon」を歌いながら客席から登場したとんちゃん。選曲理由が「今カラオケ行くと履歴に絶対入ってるから、とりあえずこれ歌えばいいじゃん!」でウケた。お見送りの接触が上手くて沸きました。
FORTUNE
あんまり記憶にないです、すみません。砂を使った演出がすごかった。
2月
エブリ・ブリリアント・シング
初めて見た観客参加型の芝居。居心地悪かったけど面白かった。佐藤隆太さんの押し付けがましくない善良さがあるからこそ成立した作品だと思う。
ミュージカルDEATH NOTE
同上。
常川藍里LIVE「Goes 1way」
アナ雪の「未知の旅へーー!」、男性歌唱では初めて聴いたんだけどすっっごく良かった。狭いステージなのにたくさん踊ってくれて、見応え聴き応えたっぷりでした。楽しかった。
ハンサムライブ
枡席で踊り狂うの楽しすぎた。
愛希れいかファンクラブイベント
初めて女性芸能人(?)のファンイベントへ行きました。さらにめろめろになった。大好き。
天保十二年のシェイクスピア
章平さんが爆イケだったことと、最後の演出がすごかったことしか記憶にない…。
誰にも知られず死ぬ朝
めちゃくちゃ良かった。「一緒に死のうね」が最大の「愛してる」になる作品。
3月
偽義経冥界歌
これも今年か~!楽しかったです。早乙女友貴さんのポニテウィッグが解けてしまい、長い白髪をバッサバッサと振り乱しながらえぐい殺陣をやるというハプニングに遭遇した回。本当は起きちゃいけないんだろうけど、こればっかりはラッキーと思ってしまうぐらい奇跡的だった。
Whistle Down the Wind
とんエイモスと瑛美子キャンディで。この演出家とはやっぱり仲良くなれないなーと思った。俗と聖を自由に行き来する三浦春馬さんが圧倒的でした。
アナスタシア
葵アーニャ、内海ディミトリ、堂珍グレブ、禅ヴラド、マルシアリリーで。元々取っていた晴香アーニャ回が中止になってしまい取り直した。絶対に再演してほしい。内海啓貴さんが期待以上に良かった!「In a Crowd Of Thousand」が好きです。
サンセット大通り
めぐノーマと平方ジョーで。念願だった♪「サーンセットブ~~ルバード」をやっと聴けて嬉しい。
改竄熱海殺人事件~ザ・ロンゲストスプリング~
タバコを吸う荒井敦史さんかっこよすぎません?数年ぶりに見た玉城裕規さんの見た目が全く変わっていなくて、美魔女っぷりに驚いた。
4月~6月
虚無。
7月
ディファイルド
3カ月ぶりの生観劇。舞台オタクとしての勘が死んで全然集中できなかった。出演者二人がお互いを見たり目を合わせる瞬間が一度もなく、(そういう演出なんだろうけど)マジかーと思った。まあ建物の中と外の設定なので、実際目が合うことはないんだけどさ…。
8月
THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE プログラムB
ベストパフォーマンスは藤岡正明さん&笹本玲奈さんの「世界が終わる夜のように」。全ての瞬間が良かった。デュエットの化学反応の頂点を味わった。
THE MUSICAL BOX
柿澤さんソロ回と全員出演回を観劇。柿澤さんのセトリ最高だった。「みんなのうた」でちょっと泣いた。全員出演回は、あんなに誰も踊らない「You can't stop the beat」見たことなくて笑ってしまったよ。末っ子してる柿澤さん可愛かったです。
9月
violet
上演してくれたことに感謝…。優河さんというとんでもない逸材に出会ってしまった。あんないじらしくて可愛い役の成河さんは、もうこの先見れないんじゃないかと思う。
ゲルニカ
もう何度も見てるよーと感じてしまうテーマだったんだけど、キャストが素晴らしかったです。「No pasaran!」は玉置玲央さんにしか任せられねえな!と惚れ惚れした。
劇団四季「アラジン」
良すぎ!!!!!四季はやっぱり完成されてる…。「AWNW」はコンサートで単独でしか聴いたことがなかったんだけど、物語の中で聴くと全く違う印象になって面白かった。ラブソングというより、「勇気を持って一歩踏み出せ」のメッセージを強く感じた。
10月
フラッシュダンス
同上。
ビリー・エリオット
調くん、さとっさん、がうち、安蘭さん、根岸さん、永野さんで。初演から3年経ち、刺さるポイントがだいぶ変わってて自分で驚いた。終盤の、大人たちが炭坑に降りていく場面あんなにしんどかったっけ?「Expressing yourself」と「ドリームバレエ」で泣き、マイケルとの別れでも泣き、疲れました。
獣道一直線!!!
(「・ω・)「ガオー (「・ω・)「ガオー
最高に面白かった。WOWOWの三銃士シリーズの放送が楽しみ。
11月
RENT
「Seasons of love」ってなんというか、浄化してくれるよね…。持ってたチケットの半分が払い戻しになってしまった。甲斐ロジャーは体がしっかり大きい分、「今」を遺せないことへの焦燥感や未熟さがすごく分かりやすいロジャーだったなあ。もっとたくさん見たかった。
ハルシオン・デイズ
「自粛警察」の意味が私が思っているものと違って、そこばかり気になってしまった。自殺志願者の集まりなのに、ネット通販で届く段ボール箱がどんどん増えていくセットが生の証しのようだった。
柿喰う客「夜盲症」
もうちょっと劇薬度強めを求めてたかも。福井夏さんは今回も最強。圧倒的フィクションの擬人化。
東啓介 1st Musical Concert 「A NEW ME」
とんちゃんについてはTdV出のド新規ですが、タイトルのとおり未来を感じさせるセトリと内容でとても素敵なコンサートでした。「ひとかけらの勇気」「サラへ」が特に好きだった。「独白」では一瞬三浦春馬さんと重なって見えた。ていうか一年近くインライでバストアップでしか見てなかったので、久しぶりに全身で見て改めて頭身バグってるなと思った。
12月
両国花錦闘士
今年のとぅら~かった気持ちを全部ぶっ飛ばして清めてくれるスーパー天下泰平ミュージカル。うっかり2回見てしまった。原嘉孝さんは演劇界の大金星。裸の男たちと櫻子の歌力(うたぢから)とりょう様の欲望が明治座の両国でぶつかり合う。
特に良かったのを選ぶなら、完成度に圧倒された「アラジン」、ズシンときつつ心が洗われた「ビリー」、緩んだ頭に一撃食らわせてくれた「獣道一直線!!!」で!
先日、2021年上演予定作品の解禁が一気にきたんだけど、私たちが現場なくて無理だ~ってめそめそしてる間も、「その先」の公演のために必死に働いてる人がいるんだなと、これまで当たり前すぎて意識していなかったことに気付かされた。みんな働いてて偉い…ありがとうございます……。
準備してくれた客席に居られるように、できることをやっていくしかないですね。
来年は健やかな一年になりますように!また劇場で会おうね!!