from heart beat

観たものについて書いたり書かなかったりします。

休みが多いので日記を書く

会社から「いい加減有休使いなさいよ」と言われたおかげで、意図せず12月の休みがかなり多くなってしまった。本当は来年春の観劇生活のために出来るだけ有休減らさないでおきたかったんだけども。

寒い12月、観劇以外の活動へのやる気がゼロなので、休みの日限定で日記を書くことにしました。日記に書くことを作るためという動機を設定することで動き出しへのハードルを下げる作戦。
練習も兼ねて11月30日火曜日の日記です。

昨夜は暖房と部屋の電気をつけっぱなしで寝てしまって、起きたら顔がカピカピで朝から落ち込んだ。この残念感を消し去るためにやることは決まっていて、スチーマーを顔に当ててから洗顔すること。温かい蒸気だけじゃなく、スチーマーのシューー…ボコボコボコボコ…といった音にも癒やし効果があると思う。

何の予定もない日で、さて何をしようかなと考えた結果、銭湯へ行くことにした。
私は浴槽を掃除してお湯をためるという行為がとても苦手だ。だから真冬でもシャワーで済ませてしまうことの方が多い。
湯船に浸かったときの気持ち良さや、その後に安眠が待っているのはよく分かっているが、とにかく浴槽を洗いたくない。最近は全自動で浴槽洗浄からお湯はりまでやってくれる機能が備わった浴室もあるそうで、いつか自分の家を持つなら絶対にこのオプションを付けたい。
最後に銭湯へ行ったのはいつだったか、思い出せないぐらいかなり昔な気がする。慣れていないお店へ入るときはいつも緊張する。食券を先に買う飲食店にもまだ慣れない。

サウナが人気の銭湯のようで、受付の人に「入浴のみですか?」と少し意外そうに聞かれた。早い時間に行ったせいか、銭湯は空いていてゆっくりできた。体の芯から温まって生き返った気持ちになった。
浴場では何も感じなかったのだけど、脱衣場に他人がいるというのはなんだか落ち着かない。完全な裸でいるよりも、服を着たり脱いだりするところを他人に見られる方が恥ずかしいのかもしれない(じろじろ見られたという意味ではなく、ただそこに他人の目があるという意味で)。

夕食にはテイクアウトした海鮮丼を食べた。思い切って数百円追加してお刺身を大盛りにしてもらった。実家を出てから生魚の尊さが身にしみる。増量されたお刺身はさすがの満足感で、単純にもこういうところに大人の幸せみたいなものを感じた。

予約した本が図書館に届いたと連絡が来ていたので、それを受け取って帰宅した。銭湯で疲れていたのか読み始めて数十ページで眠くなってしまったが、これからコツコツ読んでいこうと思う。